セキュリティ

WPA2とWPA3の違いと今すぐやるべき設定

📅 2026/07/13 更新⏱ 読了 約5分

家庭のWi-Fiセキュリティで、最も大切なのが暗号化方式の設定です。難しそうに見えますが、やることはシンプル。この記事では、WPA2とWPA3の違いと、今すぐ確認すべき設定を解説します。

暗号化方式とは

Wi-Fiの電波は壁を越えて外にも漏れています。もし通信が「素通し」だと、近くにいる第三者に中身を見られかねません。それを防ぐのが暗号化。通信をスクランブルして、パスワードを知る機器だけが解読できるようにする仕組みです。この暗号化のルールが「WPA2」「WPA3」といった暗号化方式です。

WPA2とWPA3の違い

結論から言うと、WPA3が現在の最新かつ最も安全な方式で、WPA2が長年の標準です。今も広く使われるWPA2で十分実用的ですが、WPA3はさらに弱点を補強しています。

WPA2WPA3
登場2004年2018年
安全性実用十分より強固
パスワード解析総当たりに弱い面も総当たり攻撃に強い
おすすめ◎(対応機器なら最優先)

WPA3は、パスワードを狙う総当たり(ブルートフォース)攻撃に強くなっているのが大きな進化です。なお、それ以前の「WEP」や「WPA」(無印)は今や危険なので使ってはいけません。詳しくは暗号化の歴史で解説しています。

今すぐやるべき設定

ルーターの管理画面(説明書記載のアドレスにブラウザでアクセス)から、次を確認しましょう。

  1. 暗号化方式をWPA3に…対応していればWPA3へ。古い機器も併用するなら「WPA2/WPA3」混在モードでOK。
  2. WEP・WPA(無印)は使わない…選択肢にあっても選ばない。
  3. 強いパスワードにする…初期パスワードや単純な文字列は避ける(下記)。
  4. 管理画面のログインパスワードも変更…Wi-Fiのパスワードとは別物。初期値のままは危険。
💡 ワンポイント

強いパスワードのコツは「長さ」です。記号を混ぜるより、意味のない単語を4つほど並べた長い文字列(例:12文字以上)のほうが、覚えやすく破られにくくなります。

まとめ