基礎知識

通信モード:インフラストラクチャ vs アドホック

📅 2026/07/13 更新⏱ 読了 約4分

無線LANの通信には、大きく2つの形(モード)があります。アクセスポイントを介する「インフラストラクチャモード」と、機器同士が直接つながる「アドホックモード」です。それぞれの仕組みと使いどころを見ていきましょう。

インフラストラクチャモード

アクセスポイント(AP)を中心に、すべての通信がAPを経由する方式です。家庭やオフィスのWi-Fiは、ほぼすべてこのモードで動いています。

一方で、通信が常にAPを通るため、APとの接続が切れると通信も途切れるという弱点があります。端末同士のやり取りもいったんAPを経由するため、その分の遅延も生じます。

アドホックモード

アクセスポイントを使わず、複数の端末が直接つながって通信する方式です。ピアツーピア(P2P)ネットワークとも呼ばれます。

手軽な半面、規模を大きくしにくいため、現在の家庭用Wi-Fiではほとんど使われません。機器同士を一時的に直結する用途で使われる考え方です。

2つのモードを比較

インフラストラクチャアドホック
構成APを中心に接続端末同士が直接
エリア拡張APを増やせば可能難しい
安定性高い環境に左右される
主な用途家庭・オフィスのWi-Fi端末間の一時接続

まとめ